久々に北陸方面に向かう。東京駅で夜行バスに乗ろうとしたが、定刻に間に合わず乗車できず。とりあえず、駅で朝まで待つことに。
東京駅の場合、列車に乗るための施設は、充実しているが、バスに乗る人たちは、駅の外にただ立ち尽くしている。JRのバスに対する姿勢がわかる。バスに乗るターミナルとしては、中国の広州のターミナルの方は、すばらしくきれい。出発までのひと時を柔らかい椅子に座って待つことができる。
朝まで東京駅で待とうと思ったら、シャッターが閉まる。思えば、東京駅は、24時間対応ではなかった。終バスを乗り過ごすと、乗客は、ホームレスと同じところで待つしかない。日本は、アルゼンチンと違って、夜を一晩楽しもうという文化はないのだった。
仕方なく、ホームレスのみなさんと朝を待つ。4月とはいえ、まだ外の風は冷たい。待っているうちに、ホームレス同士のいざこざ発生。一方を他方が引きずって歩いていく。おまわりさんにとっては、日常風景なのか、係わらないスタンス。
風が寒くて、地下に移動。朝まで時間をつぶす。