【本】ビール最終戦争


ビール最終戦争 (日経ビジネス人文庫)

永井 隆

ミツカンが、海外企業の買収をしました。日本の食品メーカーは、これまでとは違う時代に入りました。本書は、2006年のビール業界の本ですが、食品業界のマーケティングよくわかる本でした。

ビール業界は、キャラの立った4社が残リましたね。同じ商品を作っていても、違うアプローチで戦っていて、興味が尽きません。日本で4社というのも、絶妙なバランスです。シンガポールが舞台では、4社には市場が小さすぎますし、ちょうど、相手の出方が読めてかつ、実際に自分のシェアが変動してしまうので、ゲームの理論的な楽しみ方もできます。

次は、海外版になりますね。国内営業のノウハウがどのように海外で使えるのか楽しみではあります。