【本】元気村はこう創る

「元気村」はこう創る―実践・地域情報化戦略「元気村」はこう創る―実践・地域情報化戦略

國領 二郎 日経 2007/12

国領先生、こんな活動もしてたんですね。佐賀の鳳雛塾、愛媛県内子町の「からり」、山形県鶴岡市地域医療連携ネットワーク「Net4U」など、日経地域情報化大賞で入賞した事例が具体的に紹介されています。

以前、サイバーエイジェント 藤田社長(福井県出身)に質問した時に、地方でのIT企業には否定的な答えが返ってきました。ITは場所を選ばないはずなのに、人材がボトルネックになって、なかなか企業、産業に育たない。そんな現実がある中で、地に足ついた「実践」を重ねている人々の活動は、非常に興味を持ちました。

しかも、新しい技術を、リアルタイムで活用していますね。ごろっとやっちろはSNSを、熊本県山江村の住民ディレクター活動では映像をそれぞれ使いこなしています。

また、こうした地域活動が紹介されることで、それぞれがネットワークされてきたのも、心強いことです。富山インターネット市民塾と佐賀の鳳雛塾の連携は、よい例ですね。

では。

Amazonの書評を読む

【参考】