ドコモ夏野執行役員の最新作。250ページのうち、「ケータイの未来」に触れているのは、冒頭と最後の30ページでした。ほとんどが、「ケータイの現在」の説明になっています。
現状については、音声→データ→金融という大きな流れを説明しており、驚きはありませんでした。むしろ、社内・社外に抵抗勢力がいらっしゃるようで、夏野さん大変そうだなぁと…。
ケータイの未来について、2020年を見据えてビジョンを展開してくれているのですが、私の能力では、うまく理解ができませんでした。忙しすぎて、執筆に3年もかかってしまったので、その間に、S.ジョブズが、iphoneで追い抜いてしまったといったら、言いすぎでしょうか。
以前書かれた「iモード・ストラテジー」が非常に良かったので、ちょっと残念です。
では。