山田ルイ53世 新潮社 2018/5
第24回雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。私もフリーランスになってから10年以上になります。芸人さんには、勝手に親近感を覚えてきました。個人の芸で勝負するところ。浮き沈みに翻弄される様など。一発屋が一発屋にインタビューを重ねることで、その光と影が見事に描かれていました。
傍目には、偶然できたように見える一発芸も、緻密なマーケティングとカイゼンからできているのがよくわかります。たとえば、テツandトモ p.66。
大切なのは、複数の方に訊くこと。まずネット、そして地方の方。時間があれば、もう一人。全員が同じことを言えば、間違いなくあるあるといえる
普通に、インテリジェンスの基本?常に、現場の厳しい空気に触れているだけに、洗練されていますね。私も、現場に居続けねば。
では。