仮想通貨革命で働き方が変わる
野口 悠紀雄 ダイヤモンド社 2017/10
野口先生は、通貨革命で働き方を変えた人ではないので、実務書ではないのですが、労働経済学の本として読めば参考なりましたし、IT企業の動向も参考になりました。
要旨は、個人が、仕事に値段をつけるときに、仮想通貨がよく合うということです。取引費用が非常に小さいので、送金手数料を気にせず、小さな仕事も頼めるようになります。
ブロックチェーンの技術の話でいえば、Fintech 100、p.131。アメリカと中国が目立っています。
首位は、アント・フィナンシャル。アリペイですね。
3位は、 Qudian(趣店)。Alibaba(阿里巴巴)が支援する中国のオンラインマイクロクレジットサービス。とここまで中国企業。
4位は、Oscar。やっとアメリカ企業。
Top10に日本企業はなし。
ブロックチェーンを使ったサービスも照会しています。
- 自動ライドシェアリングは、La’ZoozとArcade City p.138
- クラウドソーシングは、Colony p.142。
- スマートロックは、Slock.it p.146
もうついていけません。では。