野口悠紀雄 2008/9 講談社
野口先生の情報整理法、最新作。93年に出版された「超」整理法を、Gmailの出現によって書き換えています。Gmailを使っている人には、あまり大きなヒントはないでしょう。さっと読めてしまいます。そうでない人にとっては、1940年生まれの日本男子が、ここまでネットを使い倒していることが、参考になるでしょう。
この15年を振り返ると、ネットとGoogleが情報整理を根本的に変えてしまったのがわかります。紙の使いやすさは、引き続き残っているとはいえ、検索については、まったくネットにかないません。大企業に勤めていれば、セキュリティの観点から利用できないでしょうか、そうでない人にとっては、使わない手はないですね。
情報整理のフロンティアは、検索のテクニックに移っているわけですが、先生お勧めのサイトはこちら。
日本
- 総務省統計局
- 日銀
アメリカ
- FEDSTATS
- U.S. Census Bureau
- New York Times
追記: ダイヤモンド社のホームページにリンク集ができました。
結論としては、
未来においてますます重要性を増すのは、「問題の設定」「仮説の構築」「モデルの活用」の3つである。p.273
では(^^) /~