総理の名言
アスペクト 2010/7
内閣総理大臣の名言集。1年ごとに首相が代わる今日なので、かえって重みがましてしまう困った本。
尖閣諸島の問題には、この言葉。
国際問題に素養も理解もなき民間の喝采を博せんとする外交ほど国家の前途に取って重大なる憂患はない。
幣原喜重郎
議員の資質については、こちら。
戦後の政治家は御製に精通し、予算書が読めて、法律案文を修正することが政治だという錯覚に陥っている者が多い。けしからん。自らの手で立法することにより、政治や政策の方向を示すことこそ、政治化本来の姿だ。政策を作れん奴は政治家を辞めた方が良い。
田中角栄
基本に戻るといえば、こちら。
もう一度無冠に戻って、野をまわって、国民の中からほんとうの世論を見つけ出してこないと、政治家として貧相になってしまう。
大局さえ見失わなければ大いに妥協してよい
とかく、フィーバー、熱狂というのは、政党政治には禁物、間違いのもとです。
中曽根康弘
現代とは政治制度が違いましたが、政府の迷走に対しては、
政府は超然として政党の外に立つ。
黒田清隆
「この国を出でよ」を90年前に先取りしているのが、
我が国のすべての禍根は、少欲に囚われていることだ。志の小さいことだ。
石橋湛山 1921
いわゆるジリ貧を避けようとしてドカ貧にならぬようご注意願いたいと存じます
米内光政
国の盛衰はどんなリーダーを生み出すかにかかっているんですね。
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