【本】「権力」に操られる検察

「権力」に操られる検察
三井環(ミツイタマキ) 双葉社 2010/7/21

元大阪高検公安部長の検察批判。「裏金問題」と引き換えに小泉自民党政権に大きな借りを作ったため、「けもの道」に入り込んだという主張。

鈴木宗男事件、日歯連事件、朝鮮総連ビル詐欺事件、小沢一郎事件、郵便不正事件を振り返ることで、検察の変化を考えることができます。

批判は、検察だけでなく、マスコミにも及ぶ。自身が行ってきたメディア操作を率直に語っており、郵便不正事件でも同じことが繰り返されているのがわかります。
検察の威信が地に落ちた今こそ、検察再生の好機なのではと逆に思いました。

では。

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