あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる! (DO BOOKS)
同文舘出版 2010/6
お客をつかむウェブ心理学 の川島さんのLPO入門。SEO→リスティング広告までは頑張って到達するのですが、LPOまでなかなか手が回りません。しかし、CPAを考えれば、LPOの重要性は歴然。1万アクセスのホームページを20万にするのと、CVRを0.05%から1%にするのは、どちらが現実的かということです。
最初に抑えるのが、基準値。
- CTR(Click Through Rate)
- リスティング広告 基準5%、現実1%
- CPC (Cost Per Click)
- そこそこ検索数がある繁盛キーワード:200~300円
- CPA (Cost Per Acquisition)
- CVR (Conversion Rate)
- ホームページは1%。資料請求は2%以上、固有名詞なら10%も可能。
- 現実:ホームページは0.2%
最初に取り組むのが、「繁盛キーワード」探し。広告主が10社以下ならチャンス。3社以下ならGo。
品質スコアを上げるポイントは、次の2点。p.119
- 広告文の改善
- 広告グループを細かく分ける
- クリック率の低いキーワードが全体のスコアを下げることを避ける
キーワード調査に役立つツール
- FerretPLUS
- 「詳細分析」→KEI(Keyword Effectiveness Index)値(検索回数2 / 競合者数)、リスティング広告の出稿数、検索推移がわかる
- UnitSearch
- Weblio (類語時点)
LPOツール
そして、ページを作るわけですが、
- 1ページで完結
- 検索キーワード連動で迷った時には、「キーワードそのものを見せる」
- 閲覧数が多く、滞在時間の永井ページをはじめにもってくる
- F,Zが重要→ヒートマップをチェック
-
- プロヴィデンスの「リードスコープPro」
- User Insight
- AttentionWizard.com
ケーススタディとして、弁護士事務所の例がp.120に掲載されています。
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