【本】 ザ・プロフェッショナル☆☆☆☆

ザ・プロフェッショナル
ザ・プロフェッショナル
大前 研一

大前研一氏の職業人論。ハーバビジネスレビューでの連載に加筆したものなので、半分以上は、読んだことのある内容でした。

プロフェッショナルは、感情をコントロールし、理性で行動する人です。
専門性の高い知識とスキル、
高い倫理観はもとひょり、例外なく顧客第一主義、
あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。
これらをもれなく兼ね備えた人材を私はプロフェッショナルと呼びたい。

「プロ」という言葉は、いろんな場面で使われますが、この定義で、概念がハッキリしました。個人で仕事を始めた私にとっては、「先見性の必用・十分条件」が興味深いですね。

・事業領域の定義が明確になされている
・現状の分析から将来の方向性を推察し、その因果関係についてきわめて簡潔な論旨の仮説が述べられている。
・いくつかの可能性な選択肢のうち、比較的少数のもののみを採択し、選択した案の実行にあたっては、かなり強引にヒト・モノ・カネを総動員する。
・基本仮定を見失うことなく、状況がまったく変化した場合を除いて原則から外れない。

MBAでも学んだことはあるのですが、自分でやると、本当に難しいです。
FeliCa(Edy/Suica)についても述べられているので、関係のある方はぜひ。

では。(^^)/^

タイトルとURLをコピーしました