【本】サカナとヤクザ

サカナとヤクザ

鈴木智彦 小学館 2018/10

魚の仕入れは難しいと言われているのですが、その理由がわかる本。5年下けて現場を取材しており、密漁と暴力団の関係を鮮明に描いています。

港と暴力団の縁は長く、司忍(山口組)組長は、大分県立水産高等学校卒業後、漁船に乗ったのですね。

アワビやなまこが、中国市場とつながっているのも、現代ならでわですね。豊洲問題も、北方領土問題も、こうした背景を知らないと理解できないと思いました。

参考

サカナとヤクザ 司忍組長は水産高校卒業後、漁船に乗った
豊洲などの魚市場に密漁魚が出回り、それが暴力団の資金源になっている──話題書『サカナとヤクザ』でフリーライター・鈴木智彦氏は両者の知られざる関係に迫った。今から15年前、同じく食肉…