久しぶりに、金銀比価をみてみました。いま、だいたい90ぐらいですね。
1980年に16だったものが右肩上がりです。91年に100になったのは、湾岸戦争ですかね。中東で本格的な戦争がおこれば世界が不安に思って金を買いました。
しかし、世界的には1989年のベルリンの壁崩壊のあとは、世界は平穏になり、金銀比価も落ち着いていました。リーマンショックの時に上がりましたが、今よりも低いですね。あくまで金融(経済)的な危機だったと言えましょうか。
半世紀の単位でみると、コロナ禍がいかに影響の大きな危機だったかがわかります。あれは、経済だけでなく、政治、社会、文化を停滞させました。不安になって金を買う人増えたのでしょうね。
コロナが収束したら、下がりましたが、ウクライナ戦争で上昇。イスラエルーハマス紛争で高止まっています。日本にいると、ウクライナ戦争を忘れかけてしまいそうですが、世界でみればまだまだ気を緩められるような状況でないのがわかるチャートでした。
では。