繁田奈歩 日経BPコンサルティング 2015/3
コンサルタントによるインド進出のすすめ。
いくつかデータをメモ。
インドの小売は全国で1200万店舗あるといわれている。インドの中で一番の店舗カバレッジを持つといわれるのは、ヒンドゥスタン・ユニリーバだが、彼らですら650万店舗ほどで、およそ半分程度しかカバーしていないのだ。日本の小売店舗数が140万店舗であるこおを考えると、半分といっても相当な数であることはわかる。p.134
著者が注目する市場は、食品、ヘルスケア、子供関連、ステイタスを示すもの。p.175
食品に関しては、インドが元々農業国でありながら農業生産性は低く、しかも農産物の30%が途中で廃棄されている
ヘルスケアに関しては、インドは世界有数の生活習慣病大国で、糖尿病患者は既に6500万人を超え、今後も増え続けるだろうと言われる。p.176
毎年2700万人というとてつもない数の子供が生まれている p.177
「ジュガール」という考え方がある。既存の考え方やはっそうにとらわれるだけでなく、創意工夫をこらすという意味 p.181