オランダの経済紙fdが、オランダは、もはや多国籍企業に選ばれなくなっているという記事が掲載されました。

Forbes 1000に掲載されたオランダ本社の企業を2008年と2023年で比較した図です。15社から7社に半減しました。

2008年首位だったシェルの本社は、イギリスになりました。
銀行は安泰なんですね。第2位だったINGが今は、オランダ首位。
Fortis は、清算。
ユニリーバもイギリス本社。
エイゴンは、バミューダ本社。
オランダ最大の通信会社KPNと塗料のAkzoNobelは、圏外へ。
ビールはみんな飲み続けているのでしょうか。ハイネケンは、上昇。
半導体関連のASMLやNXPが上昇したのは良いニュースですが、多国籍企業は株主の利益を最大にするために、本社をどこに置くかも考えなければならないという現実を突きつけられます。
ENEOS が、株主の利益を最大化するために、本社をシンガポールにするようなものですね。「法人税を下げて消費税を上げた」的な議論が日本でもありますが、実際に本社を移す会社が少ないから説得力を持つ議論だというのがわかります。