アビエイター 2006/12
『ディパーティッド』で、アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したスコセッシ監督の作品。アメリカの企業家のスケールの大きさを感じてしまいました。
大富豪ハワード・ヒューズを描いた作品で、映画製作、航空機産業への進出などが描かれています。パンナムやTWAがでてきますが、懐かしいですね。
作品の中で繰り返される「QUARANTINE」(感染予防のための隔離)という言葉と、衛生に対する狂気。アメリカは、こういう人が事業を起こす様を、さらっと映画にできるんですよね。S.ジョブズを思い出してしまいました。最近の経営者は、マジメに仕事してますよね(笑)。
時代は、『硫黄島からの手紙』と同じころで、その差を考えてみるのも興味深いと思います。
では。