イギリスの夜明け

イギリスが、香港市民に特別査証申請受付を開始した。

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2020年は、コロナとブレクジットでボロボロだった大英帝国にとって、これが反転の狼煙になるかもしれません。

2016年の国民投票の時の投稿は、こちら。

Brexit：脱欧入亜

Brexit を大英帝国の終焉とか、若者が反対しているのに高齢者が離脱を指示してシルバーデモクラシーとかいう論調を見かけました。シンガポールから見ていますと、長期的に見れば塞翁が馬なのではないかと感じております。

fujii.org

2016.06.25

　英国は、通貨もユーロを採用しておらず、外国人労働者が問題ならば、Brexitよりスマートな手がいくらでもあったはずです。なので短期的には、余計な混乱を招いたと言えます。長期では、アジア・アフリカの時代にフリーハンド得たのであり、TPP参加などの手を打っていけばいいと思います。

　こちらは、英国の出生国別外国人居住者数です。

旧植民地と欧州出身が多いですね。しかし、東・東南アジアは地理的に遠く、少数でした。香港はChina に入っています。Chinaは217千人。インドの863千人の4分の1でしかありません。

ビザ有資格者5400千人の1割が申請したら、トップ３に入りますね。イギリスの華僑経済圏へのプレゼンスが大きくなることでしょう。

では。