【本】新しい労働社会


新しい労働社会
濱口桂一郎 岩波新書 2009/7

東洋経済2009年上期 経済書ベスト20の16位。労働問題は、メディアがさまざまな角度から報じているのですが、なかなか何が問題なのか見えてきません。

本書は、新書の枠内でこうした問題を解説してくれており、参考になりました。日本において、「雇用」とは、「職務」ではなくて「メンバーシップ」なんですね。雇用者は、職務が明治されない雇用契約の奴隷となり、「職務の選択の自由」を失う。

会社勤めした人なら、あまりに当たり前で、そのように認識することすらできない人事の基本ですが、言われてみれば、そのとおり。

これは、家父長的な保護を受けるからこそ、こうした犠牲が肯定されてきたのですが、その保護ができなくなった。対策は、ステークホールダーが、それぞれの立場から議論しないといけないんですね。

では。

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