ウェーバーとオランダ料理

料理がマズいといえばイギリスですが、イギリス人に唯一、バカにされるのがオランダ料理と言われています。

これだけは食べたい!オランダの有名な料理10選|阪急交通社
旅行会社がおすすめ!オランダへ行ったらこれだけは食べたいグルメ(料理)10つをご紹介します!旅の情報が満載の阪急交通社が提供するオランダ観光ガイド。

シンガポールに住んでいた頃は、来星する友人をドヤ顔でレストランにつれていきました。来蘭する友人には、最初になぜか、私が謝ることになっています。

それが一番わかるのが地球の歩き方。各国の名物料理を9つ、ひとページで紹介するのですが、9つが埋まらず、最後がインドネシア料理になっています。

最初のエルテンスープは、豆のスープです。ハウスのクリームシチューの方がおいしいので泣けます。

次が、ヒュッツポットとスタムポットですが、どちらもマッシュポテト料理です。なんとか強引に9つのマスを埋めようとする地球の歩き方スタッフに泣けます。

ズールコール(Zuurkool)は、酢キャベツです。もはや料理とは言えません。

ムール貝は実は、オランダで採れるのですが、料理が上手なベルギー名物になってしまっています。

ハーリングはニシンの塩漬けです。日本人なら魚のおいしい食べ方を教えてあげたくなるでしょう。

ブローチェ(Broodje)といえば、イケてる感じがするかもしれませんが、ハーリングをパンにはさんだだけです(涙

プロテスタントは「素食」を良しとするので、慎ましく生活しているのは事実です。パンに塗るのはバターかチーズだけです。両方使おうものなら、Devil’s sandwich(悪魔のサンドイッチ)とお母さんに怒られるとニューヨークタイムズで揶揄されておりました。

ここまで徹底すると、なぜ、資本主義がオランダで始まったかもわかります。一生懸命働いて、無駄遣いせず、貯金するから資本が蓄積するのですね。

最近、奴隷貿易の批判記事を見ましたが、オランダの素食をみれば、本質がわかると思います。