諸事情で奥さん孝行するために、子連れで3泊4日のシンガポール旅行を約束してしまった一流企業勤務のあなた。疲れを翌週に持ち越さない秘訣は、以下のとおり。
1. 車を持っている知人を探そう
シンガポールは暑い。3人の子どもと40代の妻を連れて移動したら、半日で疲れてしまう。シンガポールで車は移動手段ではなく、避暑手段。これがあると、子供も妻も「暑い」とか「疲れた」とか言わないし、移動時間が半分以下になる。
ところが、シンガポールは、車の税金が高く、カローラが1000万円する。車を所有してるのは、上位10%の富裕層。こういう時にこそ、一流企業に勤めるメリットを思い出そう。シンガポール支店の同期(部下)に今すぐメールすべし。
不幸にも、同僚が車を持ってなかった場合、Uber または、Grab Taxi を使うことができる。大きめの車両を呼べば、5人でも乗車可能。
2. ホテル
高くてもセントーサ島に泊まりましょう。オーチャード通りの方が安いと思って、部屋をとると、あなたのスマホに国際電話でクレジッドカードの利用通知がバンバン届きます。シンガポールは奥さんの買い物スイッチを入れてしまいます。
3. 子供を疲れさせるスポット
家族のために4日も「働く」あなたにとって重要な事は、自分が動く必要がなく、かつ、子供が疲れて夜寝てくれるスポット。
イ)動物園
「海外旅行にまで来てまで動物園!」と思うなかれ。安心してください。子供は、シンガポールに来たことも、うろ覚えでしょう。ただし、昼間に行かないように。開始20分で暑くて嫌になります。ナイト・サファリ推奨。
ロ)マリナベイサンズの屋上
奥さんが、SMAP好きなら行かざるを得ません。「ソフトバンクのコマーシャルで見た」という人まだ多し。
ハ)マーライオン
奥さんが、友達にメールするために、ここの写真が必要です。
ニ)観覧車
40歳にもなって乗る? とか邪念は捨てましょう。冷房効いてて座れます。
ホ)セントーサのUSJとかKidzaniaとか
「日本にもあるじゃん!」とか考えないように。私もクアラルンプールとジャカルタのキッザニアにお世話になりました。
ヘ)Vivo City
セントーサの帰りに寄れるシンガポール最大のショッピングモール。
ここのプレイ・グラウンドは、子供が楽しめる。先日行った時には工事中だったが、終わっていれば、子供は遊ばせておいて、クーラーの効いたスタバで休憩可能。
http://www.vivocity.com.sg/kidsfun#112
ずぶ濡れになるので、子供の水着か着替えを用意。
ト)子供用公園
おいおい、どんだけお金使うんだよと思うあなた。無料の公園もあります。
a) Far East Organization Children’s Garden
http://www.timeout.com/singapore/kids/far-east-organization-childrens-garden
b) Marine Cove
最近出来た子供向けの公園。私も3日前に往訪。ポケストップで、ボールいっぱい獲得しましたとさ。
http://www.channelnewsasia.com/news/singapore/marine-cove-at-east-coast/2900694.html
この2箇所に行くと、シンガポール政府が子育て支援に本気なのが伝わってきます。
4. 美味しいレストラン
シンガポールには、あなたをしびれさせる絶品グルメ店が数多くありますが、子供が食べれないものばかりなのです。一人で来た時に食べましょう。
イ)チキンライス
ミシュランで一つ星取った店は、まだ渋滞中。避けましょう。
Chatter boxが有名ですが、接待(おのぼりさん)用なので、子供にはもったいなさすぎます。Boon Tong Keeあたりにしておきましょう。
ロ)ジンジャー・チキン
Soup Restaurant なのに、スープが不味い。ウェイトレスが、薬膳が美容に良いとか言ってくるので、無条件降伏して奥さんに選んでもらいましょう。あなたと子供は飲めないんですが。
ジンジャーチキンは、日本人で嫌がる人が居ないほど、よくできた料理。子供も食べれるのでススメ。
ニ)中華
本当は、ミシュラン二つ星の四川飯店に行きたいところだが、赤坂でいいじゃん感が拭えない。一つ星のPutienが穴場か。
5. その他
イ)足裏マッサージ
疲れたらどうぞ。