【本】教養としての聖書

教養としての聖書
橋爪 大三郎 光文社新書 2015/3

慶應丸の内シティキャンパスの講義を書籍化したもの。聖書の概要がわかります。取り上げられているのは、次の通り。

  • 旧約聖書:「創世記」Genesis、「出エジプト記」 Exodus、「申命記」Deuteronomy、
  • 新約聖書:「マルコ福音書」Mark Gospel、「ローマ人への手紙」The Letter to the Romans、「ヨハネ黙示録」Revelation

    よくわかったのは、膨大な文書であり、そのまま膨大な歴史を背負って生きているということ。
    家族類型的には、ユダヤが直系家族なのが、わかる下りが、申命記にありました。p.154

兄弟の一人が子のないまま死んだ場合、妻は外に出てほかに嫁ぐのではなく、亡夫の兄弟の一人が彼女を妻に娶り、勤めをはたすべきである。彼女が長子を生めば、亡くなった兄弟の名を継がせる。

では。