東洋経済 2008
またまた、タイトルがインフレしていますが、高橋教授の公務員制度改革体験記です。内容としては、月刊誌等で発表された内容に近く、サプライズはありません。本という形になることで、より全体像をすっきり整理できると考えるべきでしょう。
官僚出身者ということでは、著者自信も、「過去官僚」になられたわけですが、問題のセンターピンを的確にしていしていると思います。日本には、人事のコンサルタントがたくさんいらっしゃると思うのですが、確かに、霞ヶ関の人事設計についての議論を聞いたことがないですね。メリットがない(リスクが高すぎる?)のでしょうけど、日本の組織の人事設計のなかでもっとも大切なところなのではないでしょうか。
では。