西田 宗千佳著
エンターブレイン 2010/3
今年は、電子出版元年(何度目?)になりそうなので、読んでみました。非常に参考になります。
iPadとKindleの住み分けもわかりますし、電子ペーパーの発展によって、単純にiPad一辺通りにならないのもわかります。
iモードもそうでしたが、「どこかにある最適値」を探り当てたのが、Kindleの成功要因なんですね。ドコモは、1パケット=30銭。Kindleは通信料を2$にしたのが、ブレイクスルーだった。
SONYの仕事も丁寧に解説しています。どうして、日本で成功しないんですかね。日本論のようにも読めます。EPUBは、どうなるんでしょうかね。CHTMLの議論を思い出します。
過去の成功例として、電子辞書を取り上げているのが新鮮です。言われてみればその通り。
いよいよ
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