自分の会社をつくるということ
経沢 香保子 ダイヤモンド社 05/6
リクルートから楽天を経て、トレンダーズを創業した経沢さんの本です。女性を念頭に書かれた本ですが、男性にも参考になります。私もだいぶ年をとってきまして、年下から教わるようになりました。私もやっと開業してヨチヨチあるきなのですが、本当に教わるところが多いです。
印象に残った言葉は、以下のとおりです。
p.24 最初は、社員3?4人で、年商1億円を目指す。事業は、利益率が高いサービスで、競合をさけ、会社のブランドイメージを作っていく。
飛び込み営業は、大企業だからできる。中小企業は、既存顧客を徹底して大切にする。p.38 仕事は段取りが8割。
p.53 人間関係を大切にする。どんな仕事でもしっかり結果を出す。
p.60 成功の定義:人生のバランスを保ちながらも、社会に必要な存在になること。
会社を安定させるキーワード
1.ドメインを明確にする。
2.事業として確立する。
3.リスクを分散し、顧客を創造し続ける
4.組織を構築する
経営者自身がマネジメントを勉強して、人材育成に力を注ぐ。
5.社会に必要な存在になる。
人間として成長し、社会的な役割を認識する。P.100 社長の一番大事な仕事は、継続的に売り上げを上げ続ける仕組みを作ること。
社長は、社員のお世話係。p.113 売る方法は2つしかない。自分で売るか、他人に売ってもらうか。
p.130 新規が勝手に来るような仕組みを作ること。それが中小企業にとっての営業力。
つきあったお客様を死ぬほど大事にすること。P.134 経営者脳になるために必要なポイントは2つ。
ひとつは、シンプルに考えること。経営資源は限られているため、一番大切なことを押さえ、それを何度も何度も繰り返しいろいろな方法で伝えてやり遂げていく。
もうひとつは、主客の逆転。経営者であれば、見せられているもののもっと向こう側をみなくてはいけない。P.141 小さくてもちょっとずつでも、勝ち続けることが大切。
p.151 マスコミに掲載されるということは、2種類しかない。「ニュース」と「特集」。
p.181 会社は人がすべて。一番大事な仕事は、採用。
こうして並べてみると、よく言われていることですが、自分ではなかなかできないことばかりですね。自分はどうのか確認するのに役立ちました。
では。(^^)/^