【本】中小企業の経営の極意 ☆☆☆☆☆

中小企業の経営の極意
中小企業の経営の極意
深見 東州 たちばな出版 01/6

起業のノウハウ本は、掃いて捨てるほどありますが、これほど本質を突いている本はないのではないでしょうか。


著者の豊富な経験の中から、「センターピン」を見つけ出し、中小企業経営の法則と呼べるレベルにまとめあげています。やはり、ビジネススクールで教えるのは大企業の経営で、中小企業は全く別の論理で動いているのがわかりました。
中小企業の社長がやらなくてはならないことは、販売、会計、労務、資金調達、税務(一部言葉を変えました)で優先順位もこの順番と言い切るところに、この本のスゴさがあります。
信用調査会社や銀行とのつきあいかたのくだりなんかは、元銀行員の私もうなってしまいますね。この通りです。
こういうノウハウは、松下幸之助さんの時代は、中学生ぐらいから奉公に出て教わっていたと思うんですね。今では、こういうことを学ぶのが、大学出てからになってしまいました。最近日本に元気な会社が少ないのは、そのせいかなと思ってみたりして…。

では(^^)/^