「小説盛田昭夫学校」江波戸哲夫 プレジデント社 2005/5
SONYは、忠臣蔵か?
すでに何度も語り尽くされているにもかかわらず、SONY本は、尽きることがない。ネタがなくなると、忠臣蔵に戻ってきてしまう大河ドラマのようだ。
昔は、次々と出てくる新製品が面白さなのかとも思ったが、最近は、人間ドラマの面白さに興味を感じるようになった。
盛田さんの行動に焦点をあてると、やはり、経営者としての器の大きさに頭が下がる。盛田さんには、ここに書かれていないダークサイドもあったかと思うが、それを補って余りある行動力だったと思う。