田原総一朗 小学館 2007/6
西松事件を考えるために、読んでみました。今になって振り返れば、未公開株を持ってもらったのが、「ワイロ」というのは、ちょっと無理がありますね。当時は、バブルまっさかりなので、株が上がるのは当たり前だったのですが、いまでは、株が下がれば大痛手というのは、よくわかる話です。川崎市の事件では、警察も立件を断念し、検察も動かなかったのに、朝日の報道で流れが変わった。
検察、メディアの行動パターンを頭に入れて、ニュースを見ることが、大切なのがわかりました。
では。
Amazonの書評を読む