定期的に点検している各国の経済政策ですけど、今回の表は、見たことのないものになりました。
まずは、GDP成長率。誤植かと思うような桁数と、東西対比。これほど圧倒的に西側の景気が落ち込めば、中国の印象が良くなるわけはありません。
経常収支は、これまでと変わらず。
財政収支は、アメリカが見たことのない大盤振る舞い。中国よりも社会主義?的な印象です。
実質金利は、マイナス金利に目が慣れてしまいましたが、中国と比較すると、西側の苦境が伝わってきます。
この組み合わせなら、ドル一人負けも納得。元が高くならない理由がないですね。
欧州はコロナ第2波に見舞われています。政府からの補助金が切れ、失業率が年末に向かって上がっていくなら、中国(ロシア)に対する西側の結束が、強まってしまかもしれません。