名刺管理ASPを紹介していた熊谷さんのブログを読んでの思いつきです。私が信じている迷信のひとつに、
世の中は、アーティストに追従する
というものがあります。歌手や、デザイナーは、世の中の最先端を常に意識しているため、世の中の半歩先を行くことがよくあります。
たとえば、成果主義ですが、そもそも、アーティストにとっては、昔から当たり前の仕組みでした。先日ハっとしたのが、
アーティスト(歌手)は名刺を渡さないし、受け取らない
というヒトコトでした。思えば、矢沢永吉さんのことは、みんな知ってますし、連絡は事務所経由だとわかっています。矢沢さんが連絡したい場合には、(アーティストの)友達経由で話をするでしょうから、自分でも名刺を受け取る必要がありません。
稼ぐ人、安い人、余る人という分類でいけば、稼ぐ人が、右脳の働きで稼ぐ時代になればなるほど、アーティストに似てくるのではないか。稼ぐ人は、自分で情報発信をしているので、Googleで「誰か」はすぐわかる。その人に連絡したい場合は、SNS→友達経由でアプローチするでしょうから、個人の連絡先を紙で渡す必要もなくなってくる。
よって、名刺管理ASPを使わされるのは、安い人と余る人。稼ぐ人が名刺を使わなくなってくると、管理にコストがかかるわりにリターンの少ないDBになりますので、ROIが下がってくるのではないか。
そんな近未来を予想しております。
では。