Yurakucho Seibuに行ってきました。
松屋が白くなって人気が出たのに対し、元気のなかった西武が、12年ぶりにリニューアル。今回は、働く女性をターゲットにして、プロモーション・シンボルキャラクターに吉田美和を採用。なるほどなぁ。ドリカムでなく、美和ちゃんオンリーなところが、ターゲットの絞り込みを感じます。館内に入ると、BGMには、彼女の歌が流れており、ミュージシャンの新しいブランディングを感じました。
ファッション館へ。33億円を投資しただけあって気合入ってますね。なんか、「黒く」なったかなと気がしますね。松屋よりも、プロフェッショナルなところを狙っていると感じます。
それに、何といっても、30代後半男性の居心地の悪いこと(笑)。それだけ、セグメンテーションが成功していると思います。
売り場は、「ワンフロア ワンコンセプト」を目指し、モノ区分から、顧客区分を目指しています。拙著「キンコン韓国」(1998)でも触れましたが、ネットでのショッピング体験が、リアルの場面でも出てくるようになりました。百貨店にも、amazonのようにレコメンド機能が求められる時代になりました。
8階は、「クラブオンスクエア」旅行、保険、金融関係のサービスを取り扱っています。”Woman Excite Cafe“があるのですが、狙ったとおりに30代女性の独占状況。新しさでいえば、”mixi cafe”ぐらいあっても良かったカナと。
ここで金融商品が実際に売れるのかは、興味がありますね。系列的にセゾンがいるのは、当然だとしても、新生銀行あたりがあったら、面白かったかも。
6階には、林屋茶園。和なカフェを持ってくるのが、セゾンらしかったりして。
3階には、マークby マーク ジェイコブズ、2階には、McQ(マックキュー)が出店しています。2階には、「最も新しい王室御用達の味」Galler CHOCOLAT-THE ガレー ショコラ・テ 日本第1号店も入ってますね。ピエールマルコリーニよりも、レストラン・ライクで、チョコより幅広いメニューでした。
1階にクリスチャントルチュ(Christian Tortu)が出てますが、店は小粒。
コスメ館に移ると4階は、インナーウェアなので、男性は滞留しづらい状況になっております。が、リップエステのリボーン(rev-own)。「リップセダクション」(15分)2,100円はいいとして、ブライダルケア(200分)は31,500円。いやぁ、僕には無縁の世界かと思いきやメンズコースあり。
そのお隣は、耳エステのレスプランディール(Resplendir)。「イヤーエステコース」(40分)5,250円。結構、お客さんいました。
地下一階には、テールドック(terre d’Oc)と、Molton Brown (モルトンブラウン)が入ってます。ああ、ホテルの香り。
というわけで、新しい有楽町西武は、「伊勢丹WOMEN’S館」な感じがしました。
では。
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