IKEA(イケア)船橋店に行ってきました。
東京駅から30分ぐらいかかるのですが、館内放送で「渋谷からお越しの?さま」と館内放送がありました(笑)。東京の人は、ららぽーとにはほとんど行かないと思うのですが、それだけ話題になってるんですね。
さすがに、オープン時のほどではないですが、混んでました。入口を入ると、黄色のバッグを持って、二階に上がります。まずは、ここで「ルームセット」を観ます。 イケアは、一度日本から撤退しただけに、今回は、日本市場をよく調べていると思いました。一つ一つのルームセットが、コンパクトにまとまっており、「こういう部屋あるよねぇ」と実感が持てます。日本の家具屋さんは、フロアの反対側まで見渡せることが多いのですが、ここでは、仕切りの中で完結しています。
面白いのは、どんな人が住んでいるのか、想像がつくことですね。独身の女性とか、DINKSとか、子供2人いそうとか。こういうシチュエーションを設定して、セットで販売するというのは、ありそうでなかったことです。
そして、安い。SPAとしてのグローバル調達と、「フラットパック」による費用削減で、かなり安くなってました。
しかも、相当広い。2階を回ったところで、足が痛くなってしまいました。2階を回り終えると、食堂があるので、つい休んでしまいます。食堂は、カフェテリア形式で、値段も安い。もちろん、インテリアは、イケアの商品なので、ここもある意味「ルームセット」なわけですね。
1階に下りると、日用雑貨などが売られています。ここも、かなり戦略的な価格が設定されており、インテリアは変えなくても、数百?千円の単価で気軽に買えるものがそろっています。
感心するのが、アートのコーナーですね。「絵」は、数万円以上するものとの思い込みがありましたが、数千円でセンスのよい絵や写真を家に飾ることはできるのでした。
というわけで、この店にくると、日本の小売りがずいぶん変わったことを実感できます。「ハイコンセプト」で描かれている世界ですね。昔は、ヨーロッパのデザインだから高かったのに、今では、ヨーロッパのデザインなのに中国価格なんですね。
では(^^)/^
IKEA 4.5 MUSEUM@神宮外苑 を読む。
【参考】
【本】IKEA超巨大小売業、成功の秘訣
北欧グローバル企業の秘密 2009/5/15
日経ビジネス5月22号 P.58-
「日本に上陸したIKEAは慈善団体系列?」(2006/5/26)