【石ころ】中国旅行記 第1章 V ラサ観光

悪夢再発。富士山登山、マチュピチュ行きなど、3千メートル越えで自爆を続けていた私は、今回も高山病となった。昆明(2100m)で高度順応したはずなのに意味なし。食堂に向かう足取りも重く、朝食バイキングは、どれもイマイチ。どんなに貧乏でも、ウマいモノしか食べない中華圏とは違う地域であることを実感。オレンジ・ジュースとヨーグルトだけいただいて部屋に戻る。

1.ポタラ宮
Potara とりあえず、ツアーの車でポタラ宮へ。帽子かぶる人多し。これほどの高度となれば、紫外線も強かろう。一方、気温は20度前後で、湿度が低いので、快適。
ポタラ宮は、中国人観光客で大賑わい。「国内」ではあるのだが、外国に旅行に来ている感覚のように見える。
石段を登り、頂上を目指す。高山病にかかりながら、登山。ポタラ宮は、いまも僧侶が修行する寺院。若い僧侶が修行中。彼らが、スマホを使っているのは、時代のなせる技か。
印象深いのは、中国人観光客の祈る姿。無数の仏像があるのだが、祈りを捧げ、賽銭をおいていく。街中に展開する警官とは対照的に、仏教で中国とチベットはつながっている。フラフラになりながら、下山。