早大が全国大会で優勝したこともあり、読んでみました。素晴らしいドラマは、素晴らしいバイプレーヤーがいるからこそ成り立つというのは、改めて感じました。
複数のスポーツライターが書いた記事を連続して読むことで、昨年の甲子園をより深く理解できます。斎藤投手が成長する様子もわかりますし、駒大苫小牧も、北海道予選を楽に勝ってきたのではないこともわかります。
日大三とのせめぎあいも、読ませる記事ですし、私立が強い鹿児島で、県立の鹿児島工が、予選を勝ち抜いた背景も、興味深いものでした。
こうした「光」があるなかで、冒頭にには、渡辺勘郎氏による「先輩の歩いた道」という特別寄稿があります。41歳で亡くなった元早稲田実業野球部主将、小沢章一氏の生涯を描いています。
荒木大輔投手を擁して5期連続甲子園出場した時のキャプテンですが、その後の人生は、壮絶なものでした…。こうした人生の複雑さがあるから、純粋に球を追いかける青年の姿がまぶしく見えるんでしょうね。
斎藤投手の活躍で、学生野球を見だした方にお勧めです。
では(^^)/^