スマートフォンの利用は、経営者にとって必須の技能になってきました。私も、iPhone 3GS、Desire、IS03、IS05、Galaxy Sを設定してきました。今回、EVOを設定したので、その感想をメモ。
持った感じは、大きくてやや重い。女性経営者にはオススメできないサイズ。画面はキレイだが、これで取引先にカタログを見せるというわけにはいかない。後述のHDMIケーブルを活用することになろう。
設定
1. Googleアカウント
購入時に、gmailアカウントを作らされて、初期設定してしまうことが多い。会社でGoogle Appsを利用している場合は、後から会社のアカウントに変更すると、工場出荷時の設定に戻ってしまうかもしれない。
2. テザリング
一番の売りだが、その評判通り。ポケット・ルーターを別に持つ必要がない。富山でもiPadがサクサク動いており、非常に価値がある。
3. アプリ
イ)Google関連
Gmail、ジョルテ、Googleドキュメント、Gtasksを設定。Google Cloud Printを設定して、スマホからの印刷もできるようにする。
ロ)基本
IMEは、Simeji。音声入力ができるのが大きい。
アンチウィルスソフトは、ViRobot Mobile
他に、automatic task killer、アストロファイルマネジャーも導入。
ハ)連絡先
HTCの連絡先は、Facebookと同期。これまでの名刺管理の考え方を覆す画期的なアプリ。しかし、経営者は電話で指示することが多く、携帯から乗り換えた場合に50音ですぐに架電できないのに不満が残ることがある。そんな場合は、「電話帳R」などで対応。
ニ)コミュニケーション
Skype、Facebook、Twitterを導入。優れたアプリも他にあるが、経営者は公式版で十分。
ホ)その他
Evernote、Bizcaroid Lite。
4. アクセサリ
多機能だけに、電池の消耗は早い。クレードルを購入したが、突き刺す感じがいまひとつ。この辺も、iPhoneは素晴らしい。
また、mini HDMIケーブルの威力を実感した。(裏技をつかわらなければ)ギャラリー(写真、映像)+YouTubeのみだが、薄型TVの大画面に映しだされる画像(映像)は美しい。やがて、ケーブル不要の技術が出てくることがイメージできる。取引先でのプレゼンが、スマホだけで完結する時代がやってきた。
【総評】
HTCの実力を実感できる一台。積極的にIT機器を使っている経営者にはお薦めできる。