成長企業の人事政策

フルオフタイムの西尾代表のお話をうかがいました。成長企業の人事政策についてのすばらしい講義でした。メモです。

1.Span of Control

ひとりの管理者が、管理できる人数は6~8名程度。この限界を超えるたびに、通常は階層が増え、新たな問題が発生します。30人ぐらいまでは、6人×6人の2層で済み、社長がひとりで見れるのですが、それを超えて一部が3層になると、遠心力が働いて、部が独自で判断をしたくなります。

2.グライナー:組織の成長5段階説。

要旨は、こちらのブログ参照。会社の規模が大きくなるにつれ発生する問題は、ほとんど共通してますが、その段階に達するスピードは、それぞれ異なります。自分がどこにいるのかを見極め、前倒しで手を打っていくことが、後で時間と労力を節約することになります。

3.人事部長の仕事

人事部長の仕事は、この5段階のどこに自社がるかを見定め、人事制度を先手を打って整備することなのですが、小さい会社ですと、総務部長を兼ねていたりして、膨大な雑務を抱え込むことになります。何をしないかが、ポイントなんですね。しかし、現実には、優秀な人事部長を1000万円払って雇える会社は、多くありません。ここにインディペンデント・コントラクターを活用する余地がありますね。