セブンイレブンが、清涼飲料水の値段を下げましたね。新聞各社は、同業との競争(ショップ99やドラッグストア)の結果と報じています。が、これは、むしろ、小売業が力をつけるにしたがって、価値がメーカーから流通に移っていく大きな流れの中の事件に思えます。
家電業界では、ヤマダ、ヨドバシなどが力をつけて、松下、ソニーなどの営業利益率が下がりました。
これまで、清涼飲料は、コカコーラが確固たる地位を確立していて、価格については、コントロールできていたのですが、全国に1万店持つセブンイレブンが、これを覆したことが重要なのではないでしょうか。
いずれにせよ、人口減少社会では、寡占化がいっそう進むと思います。メーカー側の合併も進みそうですね。
では。(^^)/^