ファナック

日本電産に続いて、中国の変調を伝える決算発表でした。

2016/3Q 以降、アジアを中国とその他に分けて開示している。

日米欧は安定していますが、アジアは、変動が大きいですね。この数字の向こうに、簡単に解雇されてしまうアジアの労働者の姿が透けて見えます。遠い昔のように感じますが、去年の春までは、最高の売上だったのですね。このレベルと比べてしまうと、「急落」に見えるのは無理ありません。

四半期ごとの増収・減収を見ると、下図のとおりです。

中国がキツかったのは、18年7-9月でしたね。会社予想では、減収は下げ止まるようにみていますが、どうでしょうか。

前年比の率で見た場合は、下図の通り。中国が「ダイブ」しているように見えますね。

米中が大騒ぎして、日欧が大人しくしているように見えるのは、考えすぎでしょうか。日欧も引きづられて、減収になったら、そのときには、本当にマズいのかもしれません。

では。