気仙川沿いに上流に向かってバスで走ると、津波の「奥行」を感じることができる。瓦礫はいまでも6km地点ぐらいまで見ることができるが、津波は本流を10km駆け上った
参考: 河北新報ニュース 2011/3/31 「津波猛威、山間部まで 陸前高田 予想外、支流駆け上がる」
地図で確認すると、下図のようなことになるだろうか。
同じ縮尺での東京の地図はこちら。
陸前高田の一本松と、東京の竹芝桟橋を重ねあわせてみる。
私が瓦礫を目撃した河口から6km地点は、代々木公園に相当し、実際には方南町のあたりまで津波は到達していた。まさかと言うよりほかない。
【追記】
コメントで貴重なご指摘をいただきました。私の記述は、地形や海抜などを全く考慮せず単純に地図を重ねただけです。東京が危ないと言うつもりはなく、あくまで、被災地の方が予見できない規模だったことをお伝えしたいというのが主旨です。