札幌旅行

札幌に旅行に行ってきました。気がついたことをメモします。

まず、料金。安すぎます。新聞にも格安旅行が踊っていますが、提供しているサービスと見合っていません。おかげで飛行機の搭乗率はそこそこになっていましたが、根本的な解決策になっていないと思います。札幌経済の厳しさが伝わってきました。

次に、るるぶを開くと、巻頭カラー特集は旭山動物園です。札幌は、道内における圧倒的な経済力を背景にさまざまな施設があるにもかかわらず、150km先の市立動物園に人気を奪われている。地方再生の鍵が見える気がします。

その旭山動物園ですが、素直に楽しめました。行動展示がすばらしいというよりも、よく市立動物園でこうした投資ができたなと思います。

しかし、駐車場の客引きは感心しませんでした。有料駐車場に引き込みたいのはわかりますが、無料駐車場が満杯になるまでは、旗を振るべきではないのでは?世界の観光地、どこもそうですが、便乗する人が増えると、観光客が減ります。

旭川市内、札幌郊外の町にも行きましたが、元気なかったですね。不況慣れしたような感じを受けました。

札幌地下街に行きましたが、「ファイターズ優勝おめでとう」とは書いてありましたが、どんなセールをしているのかはわかりませんでした。観光客を引き寄せる絶好のチャンスですが、ずいぶん謙虚な商売の仕方をしています。

10月5日にオープンした、「スイーツカフェ」に行きました。札幌市内の洋菓子店が月替わりでケーキを出品しており、イートインもできます。箱物だけでなく、こういうソフト面での工夫はすばらしいことです。まだ開店して日が浅いので店員が慣れていませんでしたが、名所になることでしょう。モノとヒトの流れを整理できるコンサルタントに一度入ってもらうと、いいと思います。新宿高島屋が参考になりますね。

支笏湖の温泉に行きました。こここそ、不況の色が色濃く出ていました。宿の老朽化が進み、再投資にまわす資金がない状態です。千歳空港から帰る前に、温泉に入りたい客はいると思うのですが、もったいない状況です。千歳アウトレットモールと組んで送客というのもありですね。ミネアポリスのモール・オブ・アメリカも夢ではありません。

では。