働き者のシンガポール人も、今日は、のんびり過ごしているように見える。本日は、National Dayだ。
1965年、シンガポールはマレーシアから独立した。先日、シンガポールから早稲田に留学していた先輩が、イギリス旅券で来日したと聞いて驚いた。東京五輪当時、シンガポールはまだ独立していなかった。
シンガポールに暮らして目につくものの一つに軍服がある。銃よりNintendoが似合いそうな「子供」が多い。こういう若い人と毎日のように駅ですれ違うと、素直に国を守ってくれてありがとうと、外国人の私でも思う。
先日、テレビのトップニュースで、尖閣諸島が取り上げられていた。軍事問題は、シンガポール人にとっても関心が高い。日本と中国の人口の差は10倍。GDPは並んだ。この状態で、これだけ緊迫が高まっている。
シンガポールとインドネシアの人口の差は50倍。GDPは3.5倍だ。地図を見れば、シンガポールは、イスラム諸国に囲まれた孤島。まるで東洋のイスラエルだ。先日も、こんな記事をみかけた。
“Why it is good to get women into the army”
http://www.todayonline.com/World/EDC120803-0000040/Why-it-is-good-to-get-women-into-the-army
この国が、どれほど外交に気を配らなかればならないかわかる。
職場では自己本位に感じることもあるシンガポール人だが、今日は、違ったようにみえております。