【本】ピーター・ティール

ピーター・ティール
Peter Thiel: Facebook, PayPal, Palantir – Wie Peter Thiel die Welt revolutioniert – Die Biografie Gebundene Ausgabe von Thomas Rappold

トーマス・ラッポルト 飛鳥新社 2018/4

ピーター・ティールの半生記。意外だったのは、法学部の学生として、連邦最高裁判所の事務官の職を求め、挫折していたこと。p.31 ベンチャーを目指す若者は、

“Of the six people who started PayPal, four had built bombs in high school.”
であるのに。この経験から学んだ教訓は、

完全に打ちのめされるような失敗をしたとしても、それがどうしたと言いたい。もっとやりがいのある道はいつだって見つけられるんですから p.33


 長期のビジョンを重要視するところも、起業家らしいです。

We wanted flying cars, instead we got 140 characters.

起業家としての半生は、実は、基本に忠実なのがよくわかりました。

ティールは、すばらしい企業はつねのその背景に「秘密」があると考える。ページランクのアルゴリズムを公開していないグーグルや、レシピを極秘としているコカコーラは、その第一原理に秘密が隠されている大企業のいい事例だ。p.127

起業成功の10のルールは、こちら

その中で最も大事なのは友情としているのは、興味深いです。

現在は、CIAやFBIを顧客にもつビッグデータ解析企業Palantirの共同創業者。

シリコンバレーのダイナミズムは、いつも刺激を受けます。

では。

参考
https://ddnavi.com/review/456287/a/