稲垣潤一@NHK SONGS

NHK のSONGSを見ました。

12月3日(水) 23:00-23:30

稲垣潤一 

いまは、稲垣といえば、ゴロウな時代ですが、私にとっては潤一さんなわけで、非常によかったです。25周年でカバーアルバムを出したところでの登場でしたが、秋元さんを軸にした構成でみせる番組になってました。

ドラマティック・レイン(82年)は、秋元さんの出世作。車に乗りながら作詞したんですね。

1ダースの言い訳(86年)のときに、秋元さんが、違う歌詞をfaxしたというのは、興味深井エピソード。そういうトラブルがあったときの方が、いい作品になるというのが、芸術の世界の面白いところです。

「クリスマスキャロルの頃には」が8回も繰り返されることについて、声の「温度」の話がでてきます。声は、楽器になる瞬間があり、コンピュータで処理されると、どんどん温かさが消えていきます。Perfumeがそうですよね。しかし、稲垣さんには、都会的な透明さの中に、温度が感じられる。だから、くどくないと。

名作詞家は、言うことが違います。

それにしても、歴代の作詞・作曲家のリストを見ると、そうそうたるメンバーですね(wikipeida参照)。

悲しみがとまらないは、林さんの曲なんですね。秋元さんとのコンビで4曲提供しており、1ダースの言い訳も、(September by 竹内まりやも)林さんの曲。
今回は、曲のよさが伝わるカバーになってます。今年の流行語大賞、「アラフォー」&「グー」に象徴されるように、同年代の女性の勢いの前になにもできないバブル男子にとって、忘年会の2次会ソングとして響き渡るでしょう。

では。

 

再放送は、こちら。

総合 12月6日(土)  午前 3:40~ ※金曜深夜

総合 12月9日(火)  午後 3:15~