畑村式 数の極意&超学習法

数に強くなる 東洋経済4月14日号 P.36の「畑村式 数の極意&超学習法」を読みました。失敗学のパイオニア 畑村洋太 東大名誉教授経営者が提唱する、数に強くなる方法がまとめられています。経営者は、数字にも強くないといけないのですが、なかなかトレーニングの時間は取れません。この特集にあるような、数字の把握方法は、参考になるのではないでしょうか。


 気になったコメントは、以下のとおりです。

1.会社再生の名医、日本化薬の原安三郎社長の試問。
Q:この部屋に入ってくるまで南淡の階段を登ってきましたか
A:部屋の高さを300cm、階段の段差を20cmとすれば、15段と出る。

2.わかるという本質とは
・現象を観察する
・構成要素を考える
・構造を考える
・検証する

3.倍・半分の誤差はOK
・手を広げた長さ=身長
・大股の歩幅は慎重の半分。
複利計算には、「7?10」の法則。(7%の複利10年で倍)

4.ソフトバンク孫社長
・時系列のデータは、グラフ化する。
・上から2ケタの数字を覚えて、数を把握する。

5.野口教授
 I’d vaguely right than precisely wrong.