プレイステーション3の価格が発表になりました。20GBが59,800円、499ドル、499ユーロ。
Merrill Lynchの分析だと、発売当初は900ドルで、3年後に320ドルに下がるとしてますので、最初は、400ドルをつけて販売することになりますね。600万台だと、24億ドルですか。スゴい戦いですね。
世界同時に同じものを発売するというのも、面白いですね。円、ドル、ユーロでの発売価格は、下表の通りです。
微妙ですが、最近のドル安で為替が1USD=112円まで下がってしまい、、プレステレート(1USD=120円)を下回っています。逆にユーロは、為替が142円まで上昇しているので、プレステレート(1ユーロ120円)に比べて余裕がありますね。
eBay的には、アメリカで499ドルで購入し、ヨーロッパで499ユーロで売り抜けるのが、よろしいようで。
ただ、このぐらいの為替変動は、ソニーも織り込んでいるでしょう。むしろ、影響があるのは、中国元のレート(1元=14円)ですかね。元が急激に切り上がることがあれば、プレステのコストに響いてきます。
最悪なのは、アメリカで爆発的に売れたのにドル安で収入が減り、元高でコストがかさんでしまうことですね。SCEI的には、ワシントンでロビー活動をしてでも、米中の為替レートを維持したいとこでしょうか(笑)。
では。