ソニーミュージック リクルーティングセミナー

100%ソニーミュージック―アーティストの想いを伝えたい Sony Musicの採用セミナーに行ってきました。採用が買い手有利に変わったと言われていますが、学生は熱心にセミナーに参加してますね。
 乃木坂ビルのホールに入ると、学生で満杯。意外にみんなスーツで髪の毛も黒いですね。SMEっぽいかといえば微妙な感じです。


 1時間半の内容は、人事部長のあいさつ、PV上映、パワポを使った説明&質疑応答というフルコース。特にPV”CATCH THE FUTURE”は、採用の領域を越えたできばえ。採用活動は、企業広告そのものですので、そういう割り切りなんだと思います。レコード会社は、応募者と顧客層が重なるので、力も入ります。
 秀逸なのは、10年ぶりといわれている会社案内「2008 SONY MUSIC GROUP CHRONICLE」 文庫というスタイルもさることながら、その中身の濃さは、『100%ソニーミュージック』レベルで、読ませます。
 質疑応答は、ぎこちないながらも、音楽業界の変化を感じていると思いました。CDから音楽配信への転換。エイベックスの台頭など、皮膚感覚でわかっているんでしょうね。
 SMEとしても、事業ドメインを考え直しているはずです。富士写真フィルムは、社名から「写真」を外しました。SMEが「M」をどうするか。そういう議論をしている中で、新卒に対してどのようなメッセージを出していくのかは、興味がありますね。
 これまで企業は、やることは決まっていて、そのための「部品」を探してきたと思います。今後は、やることを探すためのプロデューサー(料理人?)を探すようになるんでしょうね。他の企業でも、「右脳」の力が高い学生を求める時代に突入すると思いました。

では(^^)/^