港別のコンテナ量を調べていたら、東南アジアの港が大きくなったのに気づきました。
データを確認すると、シンガポール、ポート・クラン、タンジュン・ペレパスなどの主要港のTEU(Twenty-foot Equivalent Unit)単位でのコンテナ取扱量(2022)です。Claudeにマッピングしてもらいました。

(2022年データ)
シンガポールが圧倒的に大きい取扱量(37,289千TEU)を誇り、地域のハブとして機能していることが視覚的に明確です。
- マレーシアにはポート・クランとタンジュン・ペレパスという2つの大規模港があり、合計すると23,732千TEUとなります。これはシンガポールに次ぐ規模です。
- タイ(レムチャバン)、ベトナム(サイゴン、ハイフォン、ブンタウ)、インドネシア(タンジュン・プリオク)、フィリピン(マニラ)にも主要港があり、それぞれ5,000千TEU以上の取扱量があります。
このデータからは、東南アジアの海上貿易におけるシンガポールの支配的地位と、マレーシアの急速な成長が見て取れます。この地域は世界の海運ネットワークの中で重要な役割を担っています。
米中対立がさらに激化すると、東南アジアの比重が大きくなるのではないでしょうか。
では。