女子アナ

今回のフジテレビ騒動を読んでいて気づくのが、オランダには「女子アナ」を見かけないということだ。

フジテレビはもはや「報道機関」ではない…「女性アナ上納疑惑」で露呈した"エンタメ企業化"という大問題 なぜ社内で何が起きたかを徹底取材し、スクープできないのか
女性アナウンサーの会食接待を巡り、フジテレビのガバナンスに批判の目が向けられている。ジャーナリストの牧野洋さんは「フジテレビに限らず、日本の民放テレビ局は報道とエンタメが分離されていないという問題があ...

たとえば、オランダ放送協会でニュースSimone Weimansさんは、南米スリナム系の53歳。彼女のプレゼンテーションはいつも堂々としていて、わかりやすい。

いまは、テレビ局に批判の目が行っている。やがて、日本の視聴者の反省が始まるだろう。めざましテレビに、ミス・キャンパスを求めていたのは自分ではなかったかと。日本のテレビ局も好き好んでこうなったわけではあるまい。むしろ視聴率というKPIで毎日検証してきた結果がこれなのだ。

ほとんどの企業が一部の人向けに商品・サービスを作るのに、政治家とテレビ局は「全員」を相手にする。どちらかに問題が起こったら、それは国民の写し鏡であることが多い。

タイトルとURLをコピーしました