川勝平太知事誕生

以前ご紹介した川勝先生が、静岡県知事に当選しました。私が授業を取ったのは、20年前。教授に昇進したばかりのころで、40代でしたが、いまもお元気ですね。

今西錦司先生の棲み分け理論を学び、梅棹 忠夫先生の『文明の生態史観』を読んで、衝撃を受けました。日本にも、こんなにダイナミックな歴史観を持つ人がいるというのを誇りに思ったものでした。

先生のマルクス解釈も面白かったですね。思春期の男子学生には刺激的な表現でアウフヘーベンを解説していただきました。

川勝先生の考え方は、文明の海洋史観として結実するわけですが、日本の現実に忸怩たる思いがあったのでしょうね。

これから静岡がどう変わるのか、楽しみにしています。

では。