2023年の在留邦人数が公表されました。2019年以来の減少は止まらず、129万人でした。2020年のコロナで帰国するのはわかるのですが、3年経過しても、まだ減りつづけるのは心配になります。日本の人口が減る中で、稼いでいくには外で稼ぐしか無いので。
上位25カ国の2019年から2023への増減を調べてみました。米国が在留邦人が最も多く、この中ではベルギーが最も少なくなっています。
米国が29千人減少しているのは、なかなかの数字です。カナダが増えているところをみると、トランプ政権以降の人種差別的な空気で移住した人がいたのでしょうか。
中国も12.6%減少しています。地政学的な影響もあり、しばらく減少は続くのではないでしょうか。
減少率でみると、マレーシア、フィリピン、インドが大きいのが目を引きます。これから伸びる国なので、減らしてどうするとは思うものの、日本人は行きたくないんですかね。
オランダは、2022年に1万人を割りましたが、ふたたび大台に戻しました。減少幅はドイツ、フランスよりも小さくなっており、欧州拠点としての魅力はそれほど落ちなかったのだと思います。
では。