30台後半で、初めて父親になってしまう方向けの備忘録です。
I.まず情報をインプット
- 父親ハンドブック
東京都 2006/7 商品コード1373 140円
何していいか、まったくわからないでしょうから、まずこれを読みましょう。東京都が出しているブックレットですが、薄くて読みやすく、かつ参考になりました。
- 子育て関係の本
少子化対策花盛りで、図書館にいくと、子育て関連の本が山積みになっています。これを自分で読んではいけません。つまらなくて挫折するだけです。奥さんが読みたいという本を借りてきて、ポイントを教えてもらいましょう。
ベネッセの雑誌(たまごクラブ、ひよこクラブ)と本(『35才からの妊娠・出産・育児』など)は、参考になりました。 - 両親教室
一回り違う若い父親と一緒にオムツ替えたりするのは、恥ずかしいのですが、これまで遊んできた報いだと思って、行きましょう。お風呂をナメていると、実際に生まれてきたときに、最初の週から困ります。
II.それから準備
- 名前
とりあえず、本を読んでみましょう。7人兄弟がいた時代であれば、何人か適当に名付けても、後に修正がききますが、少子化時代は、一発勝負になります。いろいろ流儀はあると思いますが、夫婦で考えうる限りの候補を書き出した後、どういうふうに絞り込むかを先に話しあっておくといいと思います。
たとえば、私は、音相にこだわり、早い段階で絞り込みました。この子の人生では、名前は書かれるよりも、呼ばれることが圧倒的に多いのであり、世界のどこの国の人からも、同じ発音で、しかも「いい音相」で呼ばれるようにしてあげるのは、大切なことだと思います。『音相で幸せになる赤ちゃんの名づけ』あたりが参考になると思います。 - 病院選び
どうも日本は、「自然分娩」と尊ぶところがありますが、高齢出産になると、若いときよりも体力が落ちていることは事実です。無痛分娩についてのリサーチは、しておくべきだと思います。ただ、麻酔の体制が整っている病院は限られているので、慎重に選びましょう。アラウンド40になると、どうしても、ブランドで病院を選んでしまいがちですが、奥さんと病院のスタッフの呼吸があうことがなにより大切です。
それと、医者の友達がいれば、情報を教えてもらいましょう。ご存知のとおり、病院の勤務は年々ハードになっており、スタッフががんばっていても、なかなか手が回らないのが実情です。その病院の内部の情報について、早い段階で確証が取れたのは、安心につながりました。 - 笑い
奥さんの具合が悪いときに限って、つまらないケンカをしてしまうものです。なにせ、トツキトーカかかりますので、長い目で対応しなくてはなりません。妊娠の正確な知識をつけるのも大事ですが、妊娠生活を笑えるようにする工夫も大切です。『気分は形而上 13 』あたりは、かなり笑えて、結構参考になりました。
絵本も、以外に心安らぎます。『わたしのあかちゃん』 赤ちゃんが生まれた時に、おっぱいがでないとか、男性が知らない知識も得られます。
では。
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